3月。寒い冬と暖かい春が入り交じるこの時期は、体調を崩しがち。そんな季節でも、美味しく栄養のあるチーズ料理は強い味方です。
そこで、CHEESE Mediaの記事でも人気の“とろ〜りチーズ”3選をお届けします。
製造は3月15日まで!クリームのような「モン・ドール」
フランスのフランシュ・コンテ地方。スイスとの国境地帯のジュラ山脈が故郷の「モン・ドール」は、期間限定でつくられるチーズです。
許可されている製造期間は、8月15日から翌年の3月15日まで。輸入チーズなので、もう少し先まで店頭には並んでいると思いますが、そろそろ今シーズンのお楽しみは終わりを迎えます。
スプーンですくえるほど、とろりと柔らか。口に入れると、なめらかな舌触りとクリーミーな優しい味で、ミルクの風味が豊かに広がります。「まだ食べてない!」「あのとろ〜りをもう一度!」という方は、どうぞ食べ逃しのないように。
とろ〜りチーズの王者「ラクレット」
やはり“とろ〜りチーズ”と言えば、「ラクレット」は欠かせませんよね。ハイジでもおなじみ、とろけたチーズをざーっとナイフで削り取って食べるこのチーズは、絶対的な魅力を持っています。
暖かい本格的な春が来る前に、これもしっかり堪能しておきたいチーズ料理のひとつでは?
“削り取る”を意味する“ラクレ(Racler)”から付けられた「ラクレット」の基本は、知っておいて損はありません。
フレッシュなクリームがとろり。人気の「ブッラータ」
南イタリア プーリア州原産の「ブッラータ(Burrata)」。「バター(Burro)のような」という意味を持つフレッシュチーズですが、この名前、日本人にはなかなか発音しづらいようで「ブラッター」「ブッタラー」「ブッターラ」・・・いろいろと言い間違えされてしまうようです(笑)
モッツァレラ生地で出来た袋の中に、“ストラッチャテッラ”と呼ばれるモッツァレラを細かく裂いて生クリームと合わせたものが中に入った、繊細なチーズ。
ぷっくりとした袋部分ににナイフを入れると、ストラッチャテッラがとろり。クセもないので、誰でも食べやすいチーズです。この季節はいちごを合わせて食べるのがおすすめです。
フランス、スイス、イタリアといった伝統的なチーズ国の人たちと同じく、“とろ〜り”はやはり日本人も大好きな食感。チーズとともに、健やかな春を過ごしましょう。
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- クリームがとろ〜り、新鮮で濃厚。
- 東京・渋谷で作られるブッラータは、生クリームが入ったリッチで繊細なフレッシュチーズ。オンラインショップでもお求めいただけます。
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