季節のイベント・行事でCHEESE STANDの商品とを使っていただくための料理アイディア集です。今回は、人生のロマンチックなイベントである「ジューンブライド」です。CHEESE STANDの商品を使ったレシピを5つ紹介します。

目次
ジューンブライドの起源と多様な祝いの歩み
ジューンブライドは、「6月に結婚する花嫁は幸せになれる」というヨーロッパから伝わったロマンチックな伝承であり、現代の日本でも広く親しまれています。
その起源にはいくつかの有力な説がありますが、最も有名なのがローマ神話の最高位の女神「ユノ(Juno)」に由来する説です。ユノは結婚や出産、育児を司り、女性の幸せを守る守護神とされており、彼女が守護する月が6月(June)であることから、この月に結婚式を挙げると女神の祝福を受け、生涯幸せに暮らせると信じられてきました。
また、かつてのヨーロッパにおける実用的な生活の知恵も関係しています。かつて農作業がもっとも忙しかった3月から5月は結婚が禁じられており、その農繁期が明ける6月に人々が一斉に結婚式を挙げ、村全体で盛大に祝福したという歴史的な背景も、この伝承を民間に深く根付かせるきっかけとなりました。
日本へは1960年代後半に、梅雨時期のブライダル業界の活性化を目的としたライフスタイル提案として導入され、現代へと続く美しいウェディング文化として定着しました。
食に関する行事内容としては、ヨーロッパの伝統的な結婚式で振る舞われる様々な「縁起物」や祝福の食文化が挙げられます。
例えば、新郎新婦の繁栄を願って細かく刻んだ果物やスパイスを贅沢に焼き込んだ「ウェディングケーキ」をゲスト全員で分け合う風習や、豊穣のシンボルである小麦やアーモンドに砂糖をコーティングした「ドラジェ」を配る習わしがあります。これらはすべて、集まってくれた大切な人々と幸福を分かち合い、これからの豊かな暮らしを祈るための、食を通じた温かい儀式として受け継がれてきました。
現代において、結婚に関する人々の意識は大きく変化しており、形式に囚われない多様なウェディングスタイルや、籍だけを入れる「ナシ婚」、少人数でのアットホームなお祝いがトレンドになっています。
大きな披露宴を行わなくても、親しい友人や家族だけで集まるホームパーティーや、新婚カップルの日常の延長線上にある小さな記念日を大切にする人が増えています。どのようなお祝いの形であっても、幸福を祈る温かい気持ちに変わりはありません。
だからこそ、特別な日のテーブルに華を添え、贅沢な気分を演出してくれる特別なチーズを使って、大切な人の節目やおふたりの門出を美味しく、自由に祝福するスタイルがあっていいのかもしれません。
ジューンブライドにちなんだ食文化
ジューンブライドやウエディングのシーンでは、新郎新婦のこれからの豊かな暮らしや子孫繁栄、そしてゲストへの感謝の気持ちを込めた、縁起の良い華やかな食文化が世界中で大切に育まれてきました。
幸福の種を分かち合う「ドラジェ」
アーモンドにカラフルな砂糖をコーティングした、結婚式の定番菓子です。アーモンドは「子孫繁栄」を意味し、5つの実で「幸福・健康・富・長寿・子孫繁栄」を表し、ゲストに幸せのお裾分けとして配られます。
豊かな人生の象徴「ウェディングケーキ」
かつては小麦粉の塊を新婦の頭上で砕き、豊穣を祈った儀式が始まりです。現代では、砂糖や果物を贅沢に使ったケーキをゲスト全員で切り分けて食べることで、新婚のふたりの豊かな人生の始まりを全員で祝福します。
魔除けのハーブを編み込む「花嫁のブーケ」
かつて中世ヨーロッパでは、タイムやニンニクなどの強い香りのハーブを集めてブーケを作り、結婚式で新婦を悪霊から守る魔除けにしました。これが現代の華やかなウェディングブーケや料理のハーブへと繋がっています。
門出を祝う黄金の泡「シャンパン」
グラスに注いだ時に泡が絶え間なく立ち上る様子から、「絶えない幸せ」を祝福するお酒としてウエディングに欠かせません。パチパチとはじける繊細な音は、妖精が新郎新婦を祝福している拍手とも言われています。
幸せをすくい取る「ファーストバイト」
ウェディングケーキをお互いに食べさせ合う、新婚最初のお披露目です。新郎から新婦へは「一生食べるものに困らせない」、新婦から新郎へは「一生美味しい料理を作ります」という愛の誓いが込められています。
ジューンブライドを祝うCHEESE STANDのチーズを使った5つのレシピ

リコッタサラータとエディブルフラワーのブーケリース
熟成して旨味が凝縮された「リコッタサラータ」を華やかに削り、色鮮やかな食用花(エディブルフラワー)と一緒に盛り付けた、まるでウェディングブーケのように可憐な一皿です。リコッタサラータ特有の塩気とミルクのコクが、サラダ全体の味をカチッと決めてくれます。
作り方
① お皿の縁に沿ってベビーリーフを丸く敷き詰め、まるでグリーンのリースのような土台を作る。
② リースの台の上に、華やかなエディブルフラワーをバランスよく散らして色彩を豊かにする。
③ 仕上げにリコッタサラータをピーラーで薄くリボン状に削り、全体に雪のように優しくあしらう。

東京白カビチーズとドライフルーツ、ナッツのハニータルト
子孫繁栄のシンボルであるナッツやドライフルーツを、クリーミーで濃厚な「東京白カビチーズ」に合わせた、ドラジェやケーキを連想させるお祝いの一皿です。白カビのまろやかな塩気とハチミツの甘みが、極上のマリアージュを創り出します。
作り方
① クラッカーや小さなタルト型に、食べやすい大きさにスライスした東京白カビチーズをのせる。
② その上に、細かく刻んだドライフルーツ(イチジクやアプリコットなど)と、好みのナッツを盛り付ける。
③ 仕上げにハチミツを贅沢に回しかけ、ワインやシャンパンに合わせる華やかなアペタイザーにする。

新にんにくと初夏トマトのスパイス煮込み、出来たてリコッタ添え
ジューシーで甘みのある「初夏トマト」を、伝統的な魔除けハーブの歴史を持つ「新にんにく」やクミンパウダーと煮込んだエキゾチックな一皿です。「出来たてリコッタ」のふんわりとした上品なミルクの甘みが、スパイシーなソースを優しく包み込みます。
作り方
① フライパンにオイル、刻んだ新にんにく、クミンを熱し、カットした初夏トマトを加えてじっくり煮詰める。
② 塩、コショウで味を調えた温かいトマトソースを深皿に盛り付け、中央にくぼみを作る。
③ そのくぼみに、出来たてリコッタをスプーンでこんもりと贅沢に乗せ、ソースと絡めながらいただく。

初夏のアスパラガスと真鯛のカルパッチョ、出来たてモッツァレラとディル風味
6月にみずみずしく旬を迎える「アスパラガス」と、おめでたい席に欠かせない縁起物の「真鯛」を合わせた清涼感あふれるカルパッチョ。「出来たてモッツァレラ」の綺麗なミルク感に、爽やかなディルのハーブの香りが心地よく重なります。
作り方
① アスパラガスは薄切りにしてサッと茹で、真鯛の刺身は薄切りにして皿に美しく並べる。
② ひと口大にちぎった出来たてモッツァレラとアスパラガスを、真鯛の間にバランスよく配置する。
③ レモン汁、オリーブオイル、塩を混ぜて回しかけ、仕上げにフレッシュなディルをたっぷりと散らす。

ピーマンの肉詰めロースト、東京ブッラータ包み
6月から本格的な旬を迎え、肉厚で甘みが増す「ピーマン」にひき肉を詰めてジューシーに焼き上げた、親しみやすくも豪華な一皿。お祝いの主役にふさわしい「東京ブッラータ」を崩すと、溢れ出る濃厚な生クリームが肉汁と混ざり合い、極上のソースに変化します。
作り方
① 半割りにしたピーマンに味付けした合挽き肉を詰め、フライパンで両面をジューシーにこんがりと焼き上げる。
② 皿に焼き立ての温かいピーマンの肉詰めを並べ、その中央にしっかりと水気を切った東京ブッラータを乗せる。
③ 塩、黒コショウ、オリーブオイルを回しかけ、ブッラータをナイフで切り開いてお肉に絡めながらいただく。
多様化する現代のジューンブライドに寄り添い、大切な人やおふたりの門出を華やかに彩る5つのレシピを提案しました。お祝いの席を格上げするCHEESE STANDのチーズで、特別な美味しい時間を自由にお楽しみください。











