季節のイベント・行事でCHEESE STANDの商品とを使っていただくための料理アイディア集です。今回は、織姫と彦星が出会う年に一度の日「七夕」です。CHEESE STANDの商品を使ったレシピを5つ紹介します。

目次
星に願いをかける夜、歴史を紡ぐ七夕の起源
七夕は、中国から伝わった「乞巧奠(きっこうでん)」という祭祀と、日本古来の「棚機津女(たなばたつめ)」の信仰が融合して生まれた伝統的な星祭りです。奈良時代に宮中行事として取り入れられた当初は、織姫にあやかって裁縫や機織り、詩歌などの芸事の上達を星に祈る貴族たちの雅な儀式でした。これが江戸時代に入ると「五節句」の一つとして幕府の式日に定められ、寺子屋の普及とともに一気に民間へと伝承されていきます。庶民の間で手習いの上達を願う行事となり、現代の私たちが慣れ親しんでいる、短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るす彩り豊かなスタイルへと発展を遂げました。
この行事の歴史において、食文化もまた深い祈りを込めて育まれてきました。宮中行事の時代から、神仏への供え物として小麦粉を練って縄状にねじって揚げたお菓子「索餅(さくべい)」が捧げられており、これが無病息災を願って食べられていました。この索餅が時代とともに形を変え、室町時代には現代の「そうめん」の形へと変化したとされています。七夕にそうめんを食べる風習は、織姫の紡ぐ「織り糸」や、夜空にきらめく「天の川」に見立てられており、夏の暑さを乗り切るための健康祈願として日本の食卓に深く根付いていきました。
現代において、七夕は伝統的な風習を守りつつも、感性を刺激するスタイリッシュなトレンドへと鮮やかに変換されています。近年では、天の川や星空をモチーフにした「映える」フードやスイーツがSNSを中心に大人気。カラフルなゼリーやオクラの星をあしらったモダンな料理が、季節を楽しむホームパーティーの主役となっています。また、日本の夏の風情と新鮮なミルクのコクを掛け合わせた新しい和洋折衷のアプローチも注目されており、CHEESE STANDのフレッシュチーズが織りなす純白の輝きやみずみずしさは、夜空を彩る織姫と彦星のストーリーを現代の食卓に美しく再現するのに最高の食材です。
七夕にちなんだ伝統の食文化
七夕の夜には、天の川や星に願いを込め、夏の健やかな暮らしを願う様々な食文化が日本各地に息づいています。現代の食卓にも取り入れやすい、代表的な行事食を5つご紹介します。
天の川の糸に見立てて味わう「そうめん」
織姫の紡ぐ美しい機織りの糸や、夜空に優雅に流れる天の川に見立てて食べられる七夕の代表格です。夏の暑さで落ちがちな食欲を満たし、冷たくさっぱりといただくことで、無病息災を祈る意味が込められています。
無病息災を願う七夕のルーツ「索餅(さくべい)」
中国から伝わった、小麦粉と米粉を練って縄状にねじり、香ばしく揚げた唐菓子です。食べると流行り病にかからないという伝承があり、そうめんの祖形とされています。カリッとした素朴な歯ごたえが特徴です。
邪気を払い健康を祈る「七夕のタスク(茹で小豆)」
一部の地域では、七夕に小豆ご飯や小豆餡を使ったお餅を食べる風習があります。小豆の持つ鮮やかな「赤色」には古来より魔除けの力があると信じられており、夏の暑さに負けない身体づくりを祈る行事食です。
星のきらめきを食卓に添える「オクラと輪切り野菜」
切り口が綺麗な星の形になるオクラは、七夕の夜空にきらめく星々を表現する現代の定番食材です。そうめんのトッピングやスープに浮かべるだけで、一気に行事の雰囲気を華やかに盛り上げてくれます。
豊作の感謝と長寿を願う「サトイモの葉の露で打つうどん」
仙台などの伝統的な地域では、七夕の朝にサトイモの葉に溜まった美しい夜露を集め、その神聖な水で墨をすって短冊を書き、うどんを打って食べる風習があります。神聖な水が芸事の上達や長寿をもたらすとされています。

七夕を楽しむCHEESE STANDのチーズを使った5つのレシピ

純白の天の川そうめん、さけるモッツァレラ通し
「さけるモッツァレラ」を極細に裂くことで、伝統的なそうめんに寄り添う「天の川の織り糸」を美しく表現したシンプルレシピ。オリーブオイルの輝きが夜空のようにきらめき、フレッシュなミルクのジューシーな旨味と繊維のシコシコとした心地よい食感がストレートに楽しめます。
作り方
① さけるモッツァレラ〈プレーン〉は、手でできるだけ細く縦に裂き、茹でて盛ったそうめんに寄り添うように美しく並べる。
② スライスしたミニトマトや星型に切ったパプリカを、天の川の周囲に星々を散りばめるように華やかにあしらう。
③ 仕上げにエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、美味しい塩を全体に優しくふりかけて仕上げる。

東京白カビチーズの笹舟焼き、ハチミツの星空仕立て
笹の葉を舟に見立て、濃厚な「東京白カビチーズ」を香ばしく焼き上げた、七夕の夜をロマンチックに彩る温菜です。白カビチーズのとろけるクリーミーなコクと芳醇な香りに、ハチミツの甘みとナッツの香ばしさが重なり、ワインにもデザートにもぴったりな奥深い味わいに仕上がります。
作り方
① 東京白カビチーズは上部の皮を薄く丸く切り抜き、あれば笹の葉(なければ耐熱容器)の上に乗せる。
② トースターやオーブンで5〜7分ほど、中のチーズがグツグツととろけるまで香ばしくじっくりと焼き上げる。
③ 焼き上がったらハチミツをたっぷりと回しかけ、星型に砕いたミックスナッツを散らして熱いうちにいただく。

出来たてリコッタと2色ズッキーニの星々サラダ、フレッシュミントの香り
7月にみずみずしく実る「黄色と緑のズッキーニ」を星型や薄切りにし、ふんわり軽い「出来たてリコッタ」と合わせた、目にも鮮やかな夏のサラダ。爽快なハーブ「ミント」を効かせることで、ズッキーニのほのかな甘みとリコッタのピュアなミルク感が引き立ち、驚くほど爽やかにまとまります。
作り方
① ズッキーニはピーラーでリボン状に薄く剥くか星型に切り、塩を振って5分置き、ペーパーで水気をしっかり拭き取る。
② 出来たてリコッタに、オリーブオイル、塩、細かく刻んだミントの葉を混ぜ合わせて爽やかな和え衣を作る。
③ ボウルにズッキーニを入れ、作っておいたミントリコッタの衣を加えて、形を崩さないように優しくさっくりと和える。

完熟トマトとオクラのゴールドスープ、出来たてモッツァレラ浮かべ
夏に旨味が濃厚になる「完熟トマト」をベースに、星型のオクラと「トウモロコシ」を散りばめた、夜空にきらめく星々を思わせる冷製スープ。クミンのスパイシーな香りが食欲をそそり、仕上げに浮かべた「出来たてモッツァレラ」が、スープの爽やかな酸味にまろやかで贅沢なコクをプラスします。
作り方
① トマトをミキサーにかけて滑らかなスープにし、塩と少々のクミンパウダーで味を調えて冷蔵庫でキンキンに冷やす。
② 器にスープを注ぎ、茹でたトウモロコシの粒と星型のオクラを、夜空にきらめく星のようにバランスよく散りばめる。
③ ひと口大にちぎった出来たてモッツァレラを中央にそっと浮かべ、仕上げに上質なオリーブオイルを数滴垂らす。

トウモロコシと生ハムの冷製カッペリーニ、東京ブッラータとディルの香り
(同じ季節の食材×動物性食材×ハーブを使用し、カッペリーニをそうめんに見立てたレシピ)
ポイント 七夕の天の川や織り糸を「カッペリーニ(極細パスタ)」で見立て、今が最盛期の甘い「トウモロコシ」と生ハムを合わせ、プレミアムな「東京ブッラータ」をのせた主役級レシピ。生ハムの強い塩気と溢れ出る濃厚な生クリームが細麺に絡み、ディルの高貴な香りが全体を鮮やかに引き締めます。
作り方
① カッペリーニを茹でて氷水で締め、水気を完全に切ってから、オリーブオイル、塩、レモン汁で素早く和えて盛る。
② 麺の上に実を外した茹でトウモロコシと生ハムをのせ、中央にしっかりと水気を切った東京ブッラータを一玉添える。
③ 仕上げに新鮮なディルを全体に散らし、ブッラータをナイフで崩して中のクリームを麺に絡めながら大胆にいただく。
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七夕の伝統であるそうめんや、カッペリーニで見立てた天の川のモチーフを、ズッキーニやトウモロコシなど最盛期の夏野菜と、CHEESE STAND自慢の5種のチーズでドラマチックに表現しました。ミントやディルが爽やかに香る夏だけの特別なマリアージュで、素敵な星空の夜をお楽しみください。











