餅ではなく、カチョカヴァッロ&もやしでつくる“チーズ巾着”|簡単レシピ

「カチョカヴァッロともやしの巾着」

油揚げにカチョカヴァッロ、もやし、三つ葉を詰めて、網にのせて焼く“巾着(きんちゃく)”の簡単レシピです。

もやしは「セグロのクサレ」という長時間発酵して作られた調味料(アンチョビソースのようなもの)と、柚子やぶどう山椒などの香りが効いている「Nomadic Salt」というハーブソルトで味付けました。

カチョカヴァッロは、熱を通すと溶けて糸を引くように長く伸び、モチモチとした食感でとても美味しいです。

 

材料(2人分)

油揚げ 2枚
もやし 1/2袋
三つ葉 3〜4本
カチョカヴァッロ 80g

<A>
セグロのクサレ anchovy 小さじ1/2
Nomadic Salt(SANSHO & YUZU) 小さじ1/4

「セグロのクサレ anchovy」は、千葉県・九十九里浜産のセグロイワシ(カタクチイワシ)を半年以上かけて完全発酵。米ぬかも加えて発酵を進ませ、液状化した発酵調味料です。風味づけのアクセントに、うま味もたっぷり。

「Nomadic Salt(SANSHO & YUZU)」は、和歌山県産のぶどう山椒や柚子のピールに、コリアンダーシード、オレガノ、タイム、セロリシードなどをブレンドした海塩です。

“小規模の作り手を支援すること”、“土地の風土や文化とつながること”、“収穫し、料理し、みんなで食べること”の3つを大切に考え、地域の食材を活かした商品づくりと販売のサポートを行う「Nomadic Kitchen」によるハーブソルトです。

《セグロのクサレ anchovy》《Nomadic Salt(SANSHO & YUZU)》は、& CHEESE STAND(東京・富ヶ谷)でも取扱中。
& CHEESE STANDの店舗情報は こちら

 

作り方《調理時間:15分》

1 油揚げはキッチンペーパーに包み、綿棒などでしごいて余分な油を取る。半分に切って、破れないように袋を開く。

2 もやしは茹でてザルに上げ、粗熱が取れたら絞って水気を切る。2~3㎝の長さにした三つ葉と共にAで味付けし、4等分に分けておく。カチョカヴァッロは油揚げの中に入る大きさで、4個に切る。

3 1の油揚げ4枚に2をそれぞれ詰め、爪楊枝で口を閉じる。熱した焼き網にのせて、焦げ目が付くまで表裏こんがり焼く。爪楊枝を外し、皿に盛る。


 

ワンポイントアドバイス

・焼き網の代わりにオーブントースター、魚焼きグリル、フッ素加工のフライパンで焼いてもOKです。

・盛り付け時に三つ葉や緑の野菜を添えると、お料理が引き立ちます。

 

caciocavallo
FRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)
ミルクの旨みと食感がたまらない、東京・渋谷発のカチョカヴァッロ。食卓でその美味しさを体験してください。
ご注文はこちらから。
http://fcd.cheese-stand.com/

 

小野孝予
小野孝予(おの たかよ)
食トータルデザイナー。株式会社クオリア取締役社長、料理教室クオリア主宰。航空会社での勤務後、料理学校やフードコーディネーター養成スクールなどで料理、レシピ開発、フードスタイリングを学び、2006年、横浜市青葉区の自宅にサロン形式の料理教室を開設。また、ソムリエ、チーズプロシェッショナルとして、ワインやチーズの講座も開催する傍ら、コラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ開発も行う。百貨店でのイベント講座や テレビ・ラジオなどの様々なメディアにも出演。
Webサイト http://www.qualia-cooking.com/
ブログ http://ameblo.jp/qualia-yokohama/
Instagram https://www.instagram.com/takayo.ono/?hl=ja

「チーズでコク増し、風味アップ、あっというまにおいしさマックスに。」という、小野孝予さんのチーズ料理が1冊の本に。料理が苦手な方、忙しい方には特におすすめです。

最新の記事一覧

人気の記事一覧

タグ

このページのTOPへ