だしとチーズは相性がいいのです。野永 喜三夫さん|日本橋ゆかり

「日本橋ゆかり」3代目の野永さん。2002年にテレビ番組「料理の鉄人」で総合優勝というすごい実績をお持ちの方です。

「江戸っ米ぷりん」などの地元・東京の食材を活かした商品開発のほかにも、ミラノオリンピックの日本代表、東京オリンピックに向けた食の委員会を務めるなど幅広いご活動をされています。そんな野永さんにインタビューさせていただきました。(取材:2015年5月)

―チーズと和食のことについてお教えください

だしとチーズを合わせる料理人は少ないけれど実際は相性がいいのです。チーズや日本の食材、和食の組み合わせの可能性の大きさを信じています。

私はここ3代続いた江戸っ子なんです。江戸の食材を、トラディッショナルだけど新しい形で日本を感じてもらえるように、外国のお客様が多い日本橋ならではの「おもてなし」です。

外国のみなさんはフレッシュなモッツァレラチーズが日本で作られていることに驚いていますよ。世界に向けて日本料理の新たな提案をしていきたいです。

―なぜCHEESE STANDのチーズを使っていただけているのでしょうか?また、どうやってご提供いただいているのでしょう?

こうやって東京で高品質な食材が作られている、ということを自分が料理をすることで世界に向けて発信していきたいんです。日本橋ゆかりでは「モッツァレラの茶碗蒸し」として提供しています。

―家庭でもできるチーズ料理を教えてください

では茶碗蒸しを教えます。卵1個(60g)に対して、3倍の180ccの出し汁の卵液を造ります。その中にカットしたモッツァレラやお好みの具材を入れて蒸してください。

野永 喜三夫さん

1972年、東京都出身。服部栄養専門学校を卒業後、村田 吉弘氏がオーナーを勤める「株式会社 菊乃井」に入社し、料理の世界に入る。村田氏の下で日本料理の修業を重ね、25歳で実家の「日本橋ゆかり」に戻る。
2002年に料理の鉄人JAPAN CUP’02で総合優勝。その後、NYタイムズ紙に日本を代表する若手料理人として選ばれ、『世界の料理人』として認められる。以降、様々なメディアや雑誌、海外での活動を行い、独自の料理世界から生み出される新しい日本料理を発信し続けている。

 

日本橋ゆかり

東京都中央区日本橋3-2-14
tel.03-3271-3436
営業時間/11:30~14:00(L.O.13:30) 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日/日祝
http://nihonbashi-yukari.com/

 

interviewed by 藤川真至(CHEESE STAND代表)

 

シリーズ《CHEF’S VOICE》
チーズを料理に生かす、プロフェッショナルたち。

https://cheese-media.net/?cat=32

 

mozzarella
「出来たてモッツァレラ」はFRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)で
真っ白でぷるん、つるん。
東京・渋谷で作られるフレッシュなモッツァレラはミルク感もあって、料理にも最適。オンラインショップでもお求めいただけます。
http://fcd.cheese-stand.com/

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