今回のレシピは、とあるチーズイベントでCHEESE STANDの代表であり、チーズ職人の藤川さんが披露されて大好評だったもの。居合わせた参加者の皆さんの「これは○○を入れても絶対美味しいよね!」などというコメントも取り入れつつアレンジを加えてレシピにまとめてみました。
基本はチーズを切ってタコ焼き器で焼くだけ、という究極のシンプルなお料理ですが、とろけたチーズの美味しさに食べている全員がとびきりの笑顔を見せてくれる魔法の料理。ご自宅で子どもたちと一緒に作るのにもぴったりです。
コロナウィルスの感染防止のため、自宅で過ごす時間が長く続く毎日ですが、そんなおこもり生活を潤わすためにも、これはぜひ知っていただきたい!作って食べていただきたい!と思い、ご紹介させていただきます。
焼きカチョカヴァッロで、おうち時間を楽しんでみて下さいね。
とろ〜り美味しい、焼きカチョカヴァッロ
<材料(4人分)>
カチョカヴァッロ 2個
~以下、お好みで~
餅
ベーコン
ウインナー
ハーブ(バジル、イタリアンパセリ等)
塩
胡椒
醤油 等
<必要な道具>
たこ焼き器
竹串
<作り方>
1.カチョカヴァッロは一口大にカットします。(カチョカヴァッロのみで作る時は1個を8等分位、その他の具材も入れる時は16等分位にする)
2.餅やベーコン、ウインナー等、お好みの具材を1~2㎝角位にカットします。
3.タコ焼き器を中火で温めます。
4.温まったタコ焼き器の窪みにカチョカヴァッロを入れ、火を弱火にします。この時、餅やベーコン等の具材もお好みで入れます。
5.竹串でカチョカヴァッロを回転させながら焼きます。チーズがとけて、グツグツとろ~りとしたら出来上がり!
竹串で刺し、まずはアツアツをそのままパクっといただきましょう。
チーズ自体の味がしっかりしているので何もつけなくても十分美味ですが、お好みで胡椒を挽きかけたり、醤油をほんの少し垂らしても。また、パンにのせたり海苔で包んだりしても美味しいですよ。
思い思いの材料でワイワイ作り、焼き立てをハフハフしながらいただくのは、楽しく美味しく至福の時間。私も家庭ではもちろん、友人宅でも時々披露している便利レシピです。
いつもよりご家族で過ごす時間が増えた今年の春、そしてGWにもぜひお試しください。
- 小笠原由貴(おがさわら ゆき)
- 恵比寿でパンと料理の教室「la nature(ラ・ナチュール)」を主宰。チーズのある食卓の幸福感、チーズの美味しさ、バリエーション、唯一無二のチーズが生まれる面白さに惹かれ、教室でも折に触れてその魅力を紹介している。C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、J.S.A.認定ワインエキスパート、シュヴァリエ・デュ・タスト・フロマージュ。
https://cookingschool.jp/s/school/lanture
- 「カチョカヴァッロ」はFRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)で
- ミルクの甘みと旨みが凝縮した、ひょうたん型のチーズ。クセや雑味がなく、フレッシュな状態から2週間ほど乾燥熟成させて出荷します。カチョカヴァッロは、オンラインショップでもお求めいただけます。
http://fcd.cheese-stand.com/