CHEESE STANDの商品と旬の食材を使った料理アイディア集です。今回は、冬の食材である「カブ」を使った料理のレシピを5つ紹介します。

目次
カブの旬
カブの旬は冬から春先(11月〜3月頃)。寒さに当たることで果肉に糖分が蓄えられ、辛味がやわらぎ、みずみずしくやさしい甘さが引き立ちます。実はカブの大きさは時期や品種と深く関係しており、冬に出回るものほど生育期間が長く、丸く大きく育つ傾向があります。一方、春先に多く見られる小ぶりなカブは若採りされるため、皮がやわらかく、生で食べやすいのが特徴です。
さらにカブは、根だけでなく葉も食べられる野菜。葉には独特のほろ苦さと香りがあり、炒め物や和え物、スープなど幅広く活用できます。捨ててしまいがちな葉まで使うことで、カブ一玉を余すことなく味わえるのも魅力。旬のカブは、実と葉の両方を楽しむことで、そのおいしさと奥行きをより深く感じられます。
また、日本各地には古くから受け継がれてきた在来のカブが存在します。京都の聖護院蕪はその代表で、大きく丸い姿ときめ細かな肉質が特徴。加熱するととろけるような食感になり、千枚漬けなどの郷土料理に欠かせない存在です。このほかにも、地域の気候や土壌に合わせて育まれてきた在来蕪が各地にあり、カブは土地の食文化を映す野菜でもあります。
カブの主な栄養素
カブには、ビタミンC、食物繊維、カリウム、消化酵素などが含まれています。
期待できる効果
ビタミンC
抗酸化作用をもつ栄養素として知られ、日常の食生活で摂られてきました。油脂やチーズと組み合わせることで、栄養の摂り方に幅が生まれます。
食物繊維
食事のリズムを整える栄養素として意識されています。
カリウム
体内のバランスに関わる成分として知られています。
消化酵素
生のカブに含まれ、食文化の中で利用されてきました。
全国のカブの伝統野菜
温海かぶ(山形県鶴岡市・温海地域)
日本海側の厳しい寒さの中で育つ赤カブ。皮は紫がかった赤色で、強い辛味と締まった肉質が特徴です。塩と糀で漬ける「温海かぶ漬」は、冬の保存食として長く受け継がれてきました。寒冷地の気候が生み出す、在来蕪ならではの力強い味わいです。
飛騨種蔵赤かぶ(岐阜県高山市・種蔵地区)
標高の高い山間集落で自家採種されてきた赤カブ。果肉はやや硬めで、噛むほどに旨みが感じられます。甘酢漬けや塩漬けとして食べられることが多く、集落の暮らしとともに守られてきた在来蕪です。
聖護院蕪(京都府)
丸く大きな形と、きめ細かくやわらかな肉質が特徴の在来蕪。加熱するととろけるような食感になり、千枚漬けの原料として知られています。京都の食文化と深く結びつき、現在も伝統野菜として高い評価を受けています。
日野菜かぶ(滋賀県日野町)
細長い形と、独特の辛味・香りをもつ在来蕪。根と葉の両方を使った「日野菜漬」は、地域を代表する発酵食品です。寒さの中で育つことで辛味が引き締まり、他のカブとは異なる個性を放ちます。
木曽の赤カブ(長野県木曽地方)
寒冷な山岳地帯で育てられてきた在来の赤カブの総称。品種名が一つに定まっているわけではありませんが、漬物を中心に地域の食文化を支えてきました。締まった肉質と保存性の高さが特徴で、冬の暮らしに欠かせない存在です。

カブとCHEESE STAND商品を使ったレシピ

カブのマリネ × 出来たてリコッタ
生のカブの瑞々しさと、リコッタのやさしいミルク感が溶け合う前菜です。調味を控えめにすることで、素材本来の甘さが際立ちます。食事のはじまりや、軽い一皿として取り入れやすいレシピです。
作り方
①カブは薄切りにし、軽く塩をふって水分を出す。簡単酢などに軽く漬ける。
②水気を切り、器に盛る。
③リコッタをのせ、オリーブオイルを回しかける。

焼きカブ × リコッタサラータ
焼くことで甘みが凝縮されたカブに、塩味のあるリコッタサラータが好相性です。噛むほどに旨みが広がり、シンプルながら満足感のある一品に。副菜にもおつまみにも使えます。
作り方
①カブを厚めに切り、フライパンで焼き色をつける。
②器に盛り、オリーブオイル、塩、レモン汁(ゆず果汁でも可)、リコッタサラータを削る。
③黒胡椒をふって仕上げる。

カブとじゃがいもの温サラダ 東京ブッラータ添え
冬野菜のやさしい甘みを、ブッラータのクリームが包み込む一皿です。ハーブの香りが全体を引き締め、シンプルながら食卓の主役になる存在感があります。
作り方
①カブとじゃがいもを蒸して温かい状態にする。
②塩、コショウ、デュカスパイス、オリーブオイルとともにカブとじゃがいもを和える。
③器に盛り中央に東京ブッラータをのせる。ブッラータにオリーブオイルと塩をかける。

カブときのこの東京セミハードチーズソテー
カブの甘味ときのこのうま味を、セミハードチーズのコクがまとめます。香りづけのハーブが加わり、ワインにも合わせやすい大人向けの一皿に仕上がります。
作り方
①カブをひと口大にカットしてフライパンで焼く。焼きあがったら塩をふる。
①同じフライパンできのこを炒める。しっかりと炒めたら塩をふる
②カブときのこを皿にもりつけ、東京セミハードチーズを削ったら仕上げにタイムを散らす。

カブと鶏肉の煮込み 出来たてモッツァレラ添え
煮込んだカブのとろける食感と、鶏のうま味をモッツァレラがやさしくつなぎます。寒い季節のメインとして、ほっとする味わいの家庭料理です。
作り方
①カブと鶏肉、そのほか季節の根菜類を、顆粒のコンソメを使い煮込む。
②煮てやわらかくなったら器に盛り、モッツァレラをちぎって添える。仕上げに黒胡椒をふる。
やさしい甘さをもつカブは、チーズと合わせることで表情が大きく広がります。生・焼く・煮るといった調理で、前菜から主菜まで活躍する冬野菜です。











