CHEESE STANDの商品と旬の食材を使った料理アイディア集です。今回は、秋の食材である「カボチャ」を使った料理のレシピを５つ紹介します。
目次
カボチャの旬
カボチャは夏に収穫される野菜ですが、実は収穫直後よりも2〜3か月ほど貯蔵することででんぷんが糖に変わり、ぐっと甘味が増します。そのため市場に最も多く出回り、美味しく食べられる旬は秋から（9月〜12月）です。特に10月のハロウィンや12月の冬至など、季節の行事と結びついて楽しまれる野菜でもあります。
冬至に「ん」がつく食べ物を食べると運がつくといわれ、「南瓜（なんきん）」もその一つ。地域によっては小豆と一緒に煮る「いとこ煮」としても親しまれています。さらに品種によっても旬はやや異なり、夏カボチャ（ズッキーニなど）は初夏が食べ頃、えびす南瓜や栗カボチャなど西洋カボチャは秋冬が本格的な旬となります。保存性も高く、常温で数か月持つため、昔から冬の貴重なエネルギー源として日本の食卓を支えてきました。
カボチャの栄養素
カボチャは栄養価の高い緑黄色野菜です。特にβ-カロテンが豊富なほか、ビタミンCやEも多く含みます。さらに食物繊維もあり、カリウムも含まれています。秋冬に旬を迎えることもあり、季節の変わり目に体を守る栄養源として理想的な食材です。
期待できる効果
β-カロテン：体内でビタミンAに変わり、免疫力アップや肌の健康維持に役立つ。
ビタミンC・E：抗酸化作用があり、風邪予防や美肌効果が期待できる。
食物繊維：腸内環境を整え、満腹感を持続させる。
カリウム：むくみ予防や血圧調整に効果的。
カボチャの見分け方
おいしいカボチャを選ぶには、以下のポイントを見ると良いでしょう。
①ヘタが乾燥している
しっかり乾いていてコルク状になっているものは完熟しています。
②皮の色が濃い
濃い緑やオレンジ色で、艶があるものが良いです。
③ずっしりと重い
水分や栄養が詰まっていて甘みが強い証拠です。
④カットされている場合
果肉が濃い黄色〜オレンジ色で、種がふっくらしているものが良い。
日本にある珍しいカボチャ
内藤かぼちゃ（内藤南瓜）
地域：東京都新宿区を中心に江戸期から栽培。江戸東京野菜に認定。
特徴：熟すと淡赤色になる果皮、ねっとり食感で煮物に好まれる。
打木赤皮甘栗かぼちゃ（加賀野菜）
地域：石川県金沢市打木町周辺。
特徴：赤橙色の皮、濃厚な甘みとねっとり果肉。加賀野菜ブランド。
鹿ヶ谷かぼちゃ（鹿ケ谷南瓜）
地域：京都市東山の鹿ヶ谷地区発祥。現在も京都で主に栽培。
特徴：ひょうたん型、皮が硬めで煮崩れせず精進料理にも利用。
宿儺（すくな）かぼちゃ
地域：岐阜県高山市丹生川町など飛騨地域。
特徴：細長い灰緑色の形、甘み強く煮物・スープに適す。
万次郎かぼちゃ（まんじろう）
地域：高知県安芸市を中心に栽培。ブランドかぼちゃとして普及。
特徴：ホクホク食感と強い甘み。保存性があり流通にも強い。
カボチャとCHEESE STAND商品を使ったレシピ
カボチャのロースト × 東京ブッラータ
香ばしく焼いたカボチャのほくほく感と、ブッラータの濃厚でクリーミーなミルク感が口の中でとろける贅沢な一皿です。オリーブオイルと黒胡椒が味を引き締めます。
手順
① カボチャを厚切りにしてオーブンでロースト
② 熱々のカボチャに東京ブッラータを割ってのせる
③ オリーブオイルと黒胡椒で仕上げ
かぼちゃグラタン × 東京セミハードチーズ
ホクホクなカボチャの自然な甘味と、とろけた東京セミハードチーズのコクが絡む秋の定番。表面はこんがり香ばしく、中は濃厚でクリーミーな味わい。
手順
① カボチャを蒸してつぶし、耐熱皿に入れる
② ホワイトソースをかけ、東京セミハードチーズをすりおろしてのせる
③ オーブンでこんがり焼く
かぼちゃリゾット × 出来たてモッツァレラ
カボチャの甘みとモッツァレラのクリーミーさが絶妙に絡むリゾット。
手順
① タマネギを炒め、米を加えて軽く炒める
② ブイヨンを少しずつ加えながら煮込み、途中で角切りカボチャを加える
③ 火を止める直前に出来たてモッツァレラをちぎって加え、余熱で溶かす
かぼちゃパンケーキ × 出来たてリコッタ
カボチャと出来たてリコッタを混ぜた生地で、ふんわりクリーミーなパンケーキに。
手順
① カボチャを潰して生地に混ぜ、出来たてリコッタも加えて混ぜる
② パンケーキを焼く
③ ハチミツやメープルシロップをかけて仕上げ
カボチャとハチミツのデザート × 東京白やなぎ
蒸したカボチャとまろやかなチーズ、ハチミツを合わせたシンプル贅沢デザート。
手順
① 蒸したカボチャを一口大に切る
② 東京白やなぎをのせ、ハチミツをかける
③ シナモンやナッツを散らす
旬の食材をCHEESE STANDのチーズとともに、思う存分楽しんでくださいね！
