【旬の食材】柿を使ったチーズ料理の5つのレシピ

CHEESE STANDの商品と旬の食材を使った料理アイディア集です。今回は、秋の食材である「柿」を使った料理のレシピを5つ紹介します。

柿の旬

柿は秋を代表する果物で、一般的には9月下旬から11月にかけてが旬です。甘味が増すのは、収穫後に数日間追熟させることで糖度が上がるためで、特に10月から11月にかけて出回るものがもっともも甘く、果肉もやわらかくなります。柿には渋柿と甘柿があり、甘柿はそのまま生食できますが、渋柿は干し柿や焼酎、柿渋加工など、地域ごとの保存食や加工品として親しまれてきました。

渋柿は、天日で干して「干し柿」にするのが一般的で、冬の保存食として古くから親しまれています。渋柿の皮を剥いて砂糖漬けにした「柿の甘露煮」もあります。伝統菓子として受け継がれ、正月やお祝いの席に欠かせません。

柿の栄養素

柿はビタミンやミネラルを含む秋の栄養豊富な果物です。特にβ-カロテン、ビタミンC、食物繊維、カリウムが豊富に含まれています。

期待できる効果
β-カロテン:体内でビタミンAに変わり、免疫力や視力の維持に貢献します
ビタミンC:抗酸化作用で風邪予防や肌の健康をサポートします
食物繊維:腸内環境を整え、満腹感を持続させます
カリウム:むくみや血圧の調整に役立ちます

柿の見分け方

おいしい柿を選ぶには、以下のポイントを見ると良いでしょう。

色が濃く艶がある
オレンジ〜赤橙色で、果皮に光沢があるもの

形が整っている
丸みがあり、形が均一なものが甘い傾向

重さがある
水分や糖分が多く、ずっしりしている

へたがしっかり乾燥している
完熟しており、保存性が高い

おもな柿の名産地

和歌山県
国内最大の柿の生産量を誇り、「次郎柿」「富有柿」など多品種が栽培されています。温暖な気候と適度な雨量で果実の糖度が高く、干し柿の名産地としても有名です。

奈良県
特に「吉野次郎柿」など歴史ある品種の産地。奈良盆地の昼夜の寒暖差が糖度を高め、古くから柿栽培と干し柿文化が発展しました。

岐阜県
「富有柿」の主要産地で、甘みが強く果肉が柔らかい品種が豊富。県内の温暖で降雨量が安定した地域が柿栽培に適しています。

長野県
昼夜の寒暖差が大きく、甘みと食感の良い柿が栽培されます。「早生柿」など早く収穫できる品種も多く、県内各地で特産品として親しまれています。

富山県
「西条柿」など、特定品種の栽培に適した地域があり、湿度が低く寒暖差が大きいため、糖度が高く甘みの強い柿が収穫されます。

柿とCHEESE STAND商品を使ったレシピ

ブッラータ

柿と洋梨のロースト × 東京ブッラータ

熟した柿と洋梨をオーブンでローストし、東京ブッラータをとろりと乗せることで、秋の香りと濃厚ミルク感の贅沢な一皿に。フルーツの甘みとチーズのコクが絶妙です。

手順
① 柿と洋梨を半分または一口大に切り、オーブンでロースト
② 熱々のフルーツに東京ブッラータを割ってのせる
③ オリーブオイルと黒胡椒で仕上げ

出来たてモッツァレラ

柿と生ハムのカプレーゼ風 × 出来たてモッツァレラ

柿の甘みと生ハムの塩気、モッツァレラのクリーミーさが絶妙に絡む一品。彩りも美しく前菜に最適。

手順
① 柿を薄切り、生ハムとモッツァレラと交互に並べる
② オリーブオイルとバルサミコをかける
③ 黒胡椒やナッツを散らして完成

出来たてリコッタ

柿とリコッタのクリームトースト × 出来たてリコッタ

柿の果肉とリコッタをトーストにのせるだけで、朝食やティータイムにぴったりの軽やかなスイーツ感があります。

手順
① トーストにリコッタを塗る
② 薄切り柿をのせる
③ ハチミツとシナモンを少々かけて仕上げ

リコッタサラータ

柿とリコッタサラータのディルマリネ

柿の甘みとリコッタサラータの塩気に、ディルの爽やかさを加えた、ワインにも合う一皿です。

手順
① 柿を一口大にカット
② リコッタサラータを削って振りかける
③ ディルとオリーブオイルで和える

東京白やなぎ
東京白やなぎ

柿と東京白やなぎのローズヒップデザート

甘い柿とまろやかな東京白やなぎに、ローズヒップの酸味と華やかな香りを加えた爽やかなデザート。温めても冷やしても美味しく、見た目も秋らしい。

手順
① 柿を薄切りまたは角切りにする
② 東京白やなぎをのせ、ローズヒップの粉やシロップをかける
③ お好みでナッツやハチミツを加えて完成

旬の食材をCHEESE STANDのチーズとともに、思う存分楽しんでくださいね!

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