CHEESE STANDの商品と旬の食材を使った料理アイディア集です。今回は、冬に向けておいしくなる食材「ゴボウ」を使った料理のレシピを5つ紹介します。

目次
ゴボウの旬
ゴボウは一般に 晩秋から冬(11〜2月頃) がもっとも香りと旨味が濃くなる時期です。代表的な品種「滝野川ごぼう」は11〜2月に収穫され、香り・繊維・甘みがピークとなります。また、春〜初夏(4〜6月)に出回る「新ゴボウ」もあり、みずみずしく柔らかな食感が特徴です。
さらに、ゴボウは日本各地の行事食にも用いられています。例えば、12月8日・2月8日の「事八日(ことようか)」には、ゴボウなど根菜を入れた「六質汁(むしつじる)」という味噌汁が家庭で作られ、無病息災を願う具材としてゴボウが入ります。
ゴボウの栄養素
ゴボウは、食物繊維やポリフェノール、カリウムなど多彩な栄養素を含む根菜で、健康維持に役立つ成分が豊富です。いわゆる「脇役」的存在ながら、現代の食生活においては頼もしい存在となっています。
期待できる効果
食物繊維(イヌリン等):腸内環境を整え、満腹感の維持に寄与。
ポリフェノール(クロロゲン酸等):抗酸化作用があり、体内の活性酸素を軽減する可能性。
カリウム:余分な塩分の排出をサポート、むくみ予防に。
サポニン:血流改善やコレステロール対策として注目される成分。
ゴボウのおいしさの見分け方
おいしいゴボウを選ぶためには、以下のポイントに注目しましょう。
①ひげ根が少なく、太さが均一
全体がまっすぐで、ひげ根が少ないゴボウは土壌の環境が良く風味が豊かです。太すぎるものは中に「す」と呼ばれる空洞ができ、食感が硬くなってしまうこともあります。
②表面がひび割れ・しわ・斑点のないもの
肌のキメが細かく、ひびやしわが少ないと乾燥や鮮度低下の影響が少なく、香り高く仕上がります。
③泥付き・切り口が白くみずみずしいもの
泥が付いたままの方が乾燥を防ぎ保存性も高め。切り口が白く新鮮なものは水分や旨味が失われていない証拠です。
④持ったときにずっしり重みがあるもの
軽くぐにゃりと曲がるゴボウは水分や香りが抜けてしまっている可能性があります。手に取って重みを感じるものが良いです。
日本にある珍しいゴボウ
滝野川ごぼう
地域:東京都北区滝野川(旧・豊島郡滝野川村)
特徴:江戸時代元禄年間(1688-1704)に豊島郡滝野川村で栽培・品種改良された長根種で、根長約80〜100 cm、香りが高く弾力性に富む。東京特産の伝統野菜として「江戸東京野菜」に認定されています。
堀川ごぼう
地域:京都府 京都市東山・堀川地区(「京野菜」)
特徴:滝野川ごぼうの系統を特殊な栽培法で育てたもので、太さ6-9 cm・長さ50 cmほど。中が空洞で味が染み込みやすく、香りが非常に良い。煮物や炊き込みご飯に最適とされています。
大浦ごぼう
地域:千葉県匝瑳市大浦地区
特徴:短根種タイプで直径10 cmにも達する太さがあり、根の中に空洞をもつ。やわらかな肉質で太い根ならではの食べ応えと調理の幅が特徴です。
明治ごんぼう
地域:岡山県井原市明治地区
特徴:赤土の重粘質土壌でじっくりと育成される太めのゴボウ。香りが高く、きめ細かな肉質で柔らかさも持つ。出荷時期は8月下旬〜3月下旬まで長く栽培されています。
常盤ごぼう
地域:長野県飯山市常盤地区
特徴:天保年間(1830〜44)に滝野川の赤茎牛蒡を導入して栽培が始まった。根長が揃いやすく、形状が良く、食感も良好で伝統的な太煮などの料理に使われています。
ゴボウとCHEESE STAND商品を使ったレシピ

ゴボウと出来たてモッツァレラのグリルサラダ
香ばしく焼いたゴボウと、出来たてモッツァレラのミルキーな質感が調和し、オリーブオイルとレモン汁で爽やかに仕上げた一皿です。
手順
①ゴボウを斜め薄切りにし水にさらしてアク抜き。
②グリルパンでオリーブオイルを熱し、ゴボウをこんがり焼き、塩こしょう。
③ちぎったモッツァレラを盛り、レモン汁をかけて完成。

ゴボウとリコッタサラータのロースト仕立て
ゴボウをローストして甘味を引き出し、塩味の効いたリコッタサラータと合わせて大人の味わいに。香ばしい香りとチーズの塩気のコントラストが楽しめます。
手順
①ゴボウを皮付きのままさっと洗い、一口大に切る。
②オーブンで200℃程、オリーブオイルとともに約15分ロースト。
③リコッタサラータを薄くスライスし、ゴボウにのせて軽く黒胡椒を振って仕上げ。

ゴボウと東京白カビチーズのリゾット
ゴボウの土の香りが白カビチーズの芳醇なコクと重なり、リゾット仕立てにすることでおもてなしにもぴったりの一皿に。
手順
①バター少量でゴボウのみじん切りと米を軽く炒め、白ワインで香りづけ。
②ブイヨンを少しずつ加えながら煮込み、仕上げに東京白カビチーズをちぎって混ぜ、塩で調整。
③器に盛って黒胡椒を挽き、パセリを添えて完成。

ゴボウと東京ブッラータのバルサミコマリネ
香り豊かなゴボウをバルサミコ酢で軽くマリネし、東京ブッラータのとろける質感を添えたモダンな前菜です。
手順
①ゴボウを細切りにして軽く塩を振り、茹でて水気を切る。
②ボウルにバルサミコ酢とはちみつ、オリーブオイルを合わせ、ゴボウを和える。
③器に盛って東京ブッラータを割ってのせ、オイルを回しかけて完成。

ゴボウと東京白やなぎの味噌グラタン
ほっくり仕上げたゴボウを味噌クリームで包み、東京白やなぎの塩味と絡めて、冬の温かな一皿に。
手順
①ゴボウをささがきにして塩ひとつまみで下茹でする。
②フライパンでバターを熱し、ゴボウを炒め、味噌と生クリームを加えてひと煮立ち。
③耐熱皿に移し、東京白やなぎをちぎってのせ、200℃のオーブンで10〜15分焼いて完成。
旬のゴボウとCHEESE STANDのチーズを組み合わせることで、冬から春にかけての食卓がぐっと豊かになります。根菜ならではの香りとチーズのコクを楽しみながら、ひと味違った一皿をぜひお試しください。











