バゲットとともにイタリアンチーズを楽しむ|シンプル&美味しいレシピ

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モッツァレラ、リコッタ、カチョカヴァッロ・・。こういったイタリアチーズにはイタリアのパンを合わせるのが理想。とはいっても、日本ではイタリアパンをあまり見かける事がなく、あるとしてもフォカッチャやチャバタくらい。

そんな時に便利なのが、フランスのバゲット。どんなものとも合わせられる懐の深い万能パンですが、今回はCHEESE STANDのイタリアスタイルチーズと合わせ、より美味しく楽しめる簡単レシピをご紹介します。

 

旬のフルーツで季節を感じる、お手軽レシピ

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ふんわりとした優しい甘みのあるリコッタは、カンノーリやスフォリアテッラ等のスイーツにも使われるように、甘味との相性抜群。そんなリコッタと、甘さ、そしてフレッシュさという2つの共通点があるフルーツを合わせ、色鮮やかなタルティーヌを作りましょう。

~リコッタと苺のタルティーヌ&リコッタと金柑のタルティーヌ~

<材料(2人分)>
・バゲット 1/3本
リコッタ 100g
・いちご 4~5個
・金柑 4~5個
・蜂蜜 適宜
・エクストラバージンオリーブオイル 適宜
・ピスタチオ、黒胡椒、タイム等のトッピング 各少々

<作り方>
1.バゲットは横半分に切り、トースターで表面がカリッとするまで焼いておく。
2.リコッタチーズをバゲットにたっぷり塗る。
3.いちごと金柑はそれぞれ好みの大きさにカットし、2の上にのせる。
4.オリーブオイルと蜂蜜をかける。
5.いちごにはピスタチオと黒胡椒を、金柑にはタイムを散らして出来上がり!

ポイント

・水分の多いリコッタとバゲットを合わせる時は、バゲットをカリッと焼きましょう。
・バナナやキウイ、オレンジ等、他のフルーツでも代用できます。

 

簡単で美味しい!お酒がすすむおつまみレシピ

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スペインに、パン・コン・トマテという、とても簡単で美味しいおつまみがありますが、そのパン・コン・トマテにフレッシュモッツァレラを一緒に(con=コン)合わせ、さらにジューシーでミルク感あふれる一品に仕上げます。最後にぱらりと散らしたマルタ島のレモン塩がポイント!いくらでも食べられちゃう美味しさです。

~モッツァレラ・コン!パン・コン・トマテ~

<材料(2人分)>
・バゲットスライス(厚さ1cm位) 4枚
・にんにく 1/2片
・トマト 1/2個
モッツァレラ 1/2個
・エクストラバージンオリーブオイル 少々
・マルタのレモン塩 少々

<作り方>
1.バゲットは、表面がカリッとするまでトースターで焼く。
2.にんにくの切り口をバゲットにこすりつける。
3.トマトの切り口をバゲットにこすりつけて、汁をたっぷりつける。
4.モッツァレラをスライスしてちぎり、3にのせる。
5.レモン塩をぱらりと振り、オリーブオイルをかけてできあがり!

ポイント

・トマトはしっかりとこすりつけて、パンにたっぷりと付けます。
・仕上げのレモン塩が、色と風味の良いアクセント。地中海を感じる仕上がり?!
・モッツァレラは、スライスをちぎって乗せた方が、食感も良く、見た目もおしゃれです。

 

とろ〜り絶品!やみつきになるチーズレシピ

カチョカヴァッロ

焼くととろりと伸びて美味しいカチョカヴァッロ。野菜と一緒にバゲットに挟んでカスクルート(サンドイッチ)に。野菜も焼いて、温度・風味・質感・旨みの濃さをチーズに寄せていくと、より一体感のあるメニューになります。焼けてのび~るパスタフィラータタイプのカチョカヴァッロは、視覚的にも美味しい。

~カチョカヴァッロカスクルート~

<材料(2人分)>
・バゲット1/4本 2個
カチョカヴァッロ 1/2個
・焼いて美味しい野菜(ズッキーニ、茄子、トマト等) 適宜
・オリーブオイル 少々
・塩・胡椒 少々

<作り方>
1.バゲットは横半分にカットしておく。
2.野菜を必要に応じてスライスして塩胡椒し、オリーブオイルを敷いたフライパンで焼く。
3.カチョカヴァッロを厚さ1㎝位にスライスし、テフロンのフライパンに入れて弱めの中火で、両面こんがり、中がとろりとするまで焼く。
4.バゲットに野菜をのせ、焼けたカチョカヴァッロものせる。トマトがあればさらに上にのせ、塩・胡椒、オリーブオイルを振ってできあがり!

ポイント

・野菜は焦げ目がしっかり目に付く位焼いた方が美味しい。(焼いている時はいじらない)
・カチョカヴァッロを焼いている時も、あまりいじらない方がきれいに焼ける。

 

以上、3つのレシピをご紹介してきました。

どれもすぐにできる簡単レシピですし、フルーツや野菜は好みのものや家にあるものに変えても大丈夫です。イタリアチーズは気軽に使ってこそ!バゲットと一緒に、ぜひお試しください。

 

yuki ogasawara
小笠原由貴(おがさわら ゆき)
恵比寿でパンと料理の教室「la nature(ラ・ナチュール)」を主宰。チーズのある食卓の幸福感、チーズの美味しさ、バリエーション、唯一無二のチーズが生まれる面白さに惹かれ、教室でも折に触れてその魅力を紹介している。C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、J.S.A.認定ワインエキスパート、シュヴァリエ・デュ・タスト・フロマージュ。
https://cookingschool.jp/s/school/lanture

 

mozzarella
フレッシュチーズはFRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)で
「街に出来たてのチーズを」をコンセプトに、フレッシュチーズを毎日手作りしています。保存料などの添加物は一切不使用。新鮮なチーズの美味しさを、日常の食卓にお届けします。
http://fcd.cheese-stand.com/

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