フレッシュチーズから始まる!パンケーキ&料理の夕べ

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チーズと“化学反応”を起こしてくれる「&」なもの。チーズは、何かをプラスするとその美味しさや楽しみはグンと広がります。そんな「&」なものをテーマに開催されたイベントの模様をシリーズでお伝えしています。

第2弾は「パンケーキ&チーズを使ったサイドメニュー」がテーマ。

菜園料理家として、時にはダンサーとしても活躍されている藤田承紀(ふじた よしき)さんをゲストに迎え、パンケーキとフレッシュチーズを使った料理を、イベント参加者のみなさんと一緒に作って楽しみました。

 

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藤田承紀さん

菜園料理家。1982年、千葉県生まれ。イタリアでの料理修業後、帰国。料理教室を主宰する傍ら、自然栽培、有機栽培で年間130種を越える野菜作りを実践中。南青山のレストラン「I・K・U青山」をプロデュース。

プロダンサー時代、自身の怪我やレッスン生の子供達の食生活の乱れを目の当たりにした経験をきっかけに、料理家に転身。週刊女性、dancyu、LEON、東京カレンダー、レタスクラブ、UOMO等の雑誌掲載や、NHKひるまえほっと、Nスタ、L4YOU、ExperiaCM出演等、メディアにて活動しながら、服部栄養専門学校や東京ガス等、授業や教室も開催している。

「食卓に笑顔を」をモットーに、家庭でも簡単にできる、野菜たっぷりの菜園イタリアンを提案。ビーガン、アレルギー、宗教食といった制限食にも対応。書籍には「野菜のチップス 果実のチップス」(文化出版局)、「野菜のスープ」(主婦と生活社)がある。

藤田承紀さん
オフィシャルサイト「食卓に笑顔を」
http://fujitayoshiki.com/

 

自分の体を作る食材を、より深く知りたい

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元々はプロのダンサーとして活躍されていた藤田さん。怪我をきっかけに、体のもととなる「食」について、深く考えるようになり、料理の世界へ進まれたとのことですが、イベントのはじめに、そのあたりのお話を少し伺いました。

「6年前、僕はダンサーでしたが、左膝の半月版を割り、踊れなくなりました。なかば放心状態の中、リハビリと新発見を求めて行ったイタリアで、素晴らしい食文化とそれらを心から楽しむ人々に感動しました。また、乱れていた食生活を改善したら、手術宣告を受けていたケガが自然に完治し“自分の体は食べた物から出来ている”と理解して、イタリア料理の勉強を始めました。」

 

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(写真提供:藤田承紀さん)

本来はプロの料理人しか入れないという料理学校、ICIFでも学ばれました。甘口のスパークリングワインで有名なピエモンテ州のアスティにある学校で、この写真は卒業式のもの。前列右から3番目が藤田さんです。

 

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(写真提供:藤田承紀さん)

レストランでの研修も通じて、料理人としての技術を身につけていった藤田さん。でも、レストランのシェフではなく、“菜園料理家”となられたのはなぜだったのでしょうか。

「イタリアでの料理留学後、“自分の体を作る食材を、より深く知りたい”と思い、農業について調べ始めました。その中で、農家がどんどん減っていってしまっていること、化学肥料や農薬が至るところで使用され、人や環境に悪影響を与えうることを知り、自分で始めることを決意しました。そして料理と同様、口に入れる物は自然な物で、環境に負荷をかけていない物をチョイスしたいと思い、無肥料無農薬で機械を使わずに栽培する、自然農法から始めました。」

 

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(写真提供:藤田承紀さん)

畑も始め、野菜や土、自然と向き合うなかで、手づくりや日常の食の大切さを伝えていきたいという想いを強くされるようになったという藤田さん。数字や値段だけではない価値、そして「知ったうえで選ぶことができる」という豊かさを多くの方に伝え、分かち合っていこうと、ご自身の活動をどんどんと広げられていきます。

 

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(写真提供:藤田承紀さん)

食の未来を担っていく子供たち。体験型の企画も行うことで、その大切さを“手渡し”で伝えていく活動にも勤しまれています。

 

3種のパンケーキ&チーズを活かしたサイドメニュー

現在、志を同じくする多くの生産者や料理家の方々との交流も多い藤田さん。イベント当日は、そうした作り手や伝え手の方々も多数参加されました。

トークセッションの後は、藤田さんのデモンストレーションも交えながら、みなさんでリコッタを使ったパンケーキなどを一緒に作り、フレッシュチーズを使った料理を堪能!

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この日作った、パンケーキは全部で3種類。ひとつはスポンジケーキのような分厚いパンケーキでした。

 

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じっくり、ゆっくり、火を通すのがコツとのこと。

 

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王道のふんわりしたパンケーキは、高い位置から落し入れるのがひとつのポイントだそう。

 

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3つ目は、リコッタ入りのパンケーキ。とろけるような食感を生むために、そっとやさしく焼き上げていくのが大事だそうです。

 

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参加者のみなさんも挑戦。ふんわりパンケーキの場合は、裏返す際に、軽く叩き付けるようにするのがコツと聞き、思い切ってエイッ!と。

 

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作りながら、食べながら・・・楽しそうなみなさんの笑顔もごちそうです。

 

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ブッラータを存分に楽しむ素敵なプラトー(飾り盛り)。ほおずき、トマト、プロシュート、チャットマサラ、ライムバジルが添えられ、調味はごくごくシンプルに。カラフルで見た目にも楽しいサイドメニューとなりました。

 

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リコッタはパンケーキだけでなく、こちらのサイドメニューにも。はちみつと和えたハニーリコッタに、薫製のパンチェッタ、みかん、グラノーラ、タイム、コリアンダーパウダーで。

 

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焼くと香ばしさや食感も楽しめるカチョカヴァッロ。キャラメルアーモンド、ポーチドエッグ、トリュフオイル、茹で落花生、ターメリック、フェンネルの花で、ごちそうの完成です。

 

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パンケーキを焼きながら、チーズを使った3種のサイドメニューも堪能。

 

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美味しいものがあれば、自然と、食も会話も弾みます。
手間隙をかけて育まれた食材、そして料理家のアイディアとセンスが掛け合わさり、人と人との交流も広がっていく・・・。

チーズがつなぐ「&」な時間は、この日もあっという間に過ぎていきました。

 

text by 佐野嘉彦(CHEESE Media 編集長)
photographs by 石原哲人

 

チーズがつなぐ「&」な世界

チーズケーキ?それとも、ブッラータ? プロの技でチーズが変身。 〜「PATH」後藤裕一さん〜

フレッシュチーズから始まる!パンケーキ&料理の夕べ 〜菜園料理家 藤田承紀さん〜

チーズや料理を美味しそうに撮影する、3つのコツ 〜写真家 石原哲人さん〜

“トマトの香りがする”シチリアのオリーブオイルを知っていますか? 〜ルーチョ・スケンバリさん〜

 

ricotta pancake
藤田承紀さん監修のパンケーキMIX&「出来たてリコッタ」のセットがオンラインショップに登場!
簡単に作れる3種のパンケーキのレシピ付き。FRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)でお求めいただけます。
心配な添加物は不使用。ご家庭で簡単に、ふわふわのリコッタパンケーキを楽しんでみませんか?
http://fcd.cheese-stand.com/

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