東京ブッラータと夏野菜の冷製パスタ|こだわりレシピ

ようやく梅雨が明け、ちょっと遅めの夏本番がやってきました!これからは猛烈な暑さが気掛かりなところ・・。今回は、そんな時につるりと食べたい冷製パスタをご紹介します。夏野菜をたっぷりと使い、この時期必要な栄養もいっぱい!野菜をローストすることで凝縮された旨みも体に沁みます。仕上げには、ブッラータをどんっと乗せる事でご馳走感も十分です。ソースは作り置きもできるので、おもてなしにもオススメですよ。ビタミンカラーが美しく栄養もたっぷりな夏野菜を摂って、元気に暑さを乗り切りましょう!

ブッラータは、袋状のモッツァレラの中に“ストラッチャテッラ”と呼ばれる裂いたモッツァレラとクリームを合わせたものをたっぷり詰めたチーズ。ナイフを入れるととろりと流れ出す様子がなんともそそるチーズです。

実は、日本で初めてブッラータを作ったのがCHEESE STAND。当時は“幻のチーズ”くらいに言われていたのに、今ではスーパーで見かける事もあるくらいすっかり一般的になりました。存在自体に華があるので、お料理の仕上げに丸ごと乗せるだけで一気に豪華になる、使い勝手が良く美味しいチーズです。

 

材料(2人分)

・東京ブッラータ 1個
・好みのパスタ 150~200g
・トマト 300~400g
・好みの夏野菜(パプリカ、ズッキーニ、茄子等)300~400g
・オリーブオイル 適宜
・塩 少々

作り方

―まずは、夏野菜のソースを作ります

1.耐熱容器(スキレット、バット、オーブンの天板でも)に洗った野菜を丸ごと入れて塩をふり、オリーブオイルを回しかける。

2.容器ごと250℃のオーブン(またはトースター)に入れ、20~30分程ローストします。トマトがくったりとして、焦げたくらいの焼き色が付くまでしっかりと焼くのがポイントです。

3.必要に応じて食べられない部分(ヘタや種等)を取り除き、そのまま耐熱容器の中で野菜を崩して混ぜます。

4.お好みでバジル等のハーブを加え、塩で味を整えたらソースの出来上がり。温かいままでも冷たくしても美味しくいただけますが、今回は冷製で仕上げるので、冷蔵庫で冷やしておきます。

―つぎに、パスタを仕上げます

1.鍋にたっぷりの湯と湯の重量の1%の塩を入れて沸騰させたらパスタを入れ、表示の時間通りに茹でる。冷製なので、芯が残らない様に茹でるのがポイント。
2.茹であがったパスタをザルにあけて流水で洗い、冷水に浸けてしっかりと冷やして締める。
3.ザルにあけ、上からぎゅっとパスタを押して水気をしっかりと切る。ここで余分な水分を残すと水っぽくなるので要注意!
4.1~2つまみの塩をパスタに馴染ませる。下味を付ける事で仕上がりの味がきちんと決まります。
5.ロースト野菜のソースとパスタを和えます。よく混ぜて全体を乳化させることが大切です。
6.皿に盛り、上にブッラータをどんっとのせ、軽く塩胡椒(分量外)します。仕上げに美味しいオリーブオイル(分量外)を回しかけて出来上がり!ブッラータにナイフを入れて崩し、取り分けていただきます。

ポイント

・野菜のソースは、パンにのせてブルスケッタの様にして食べても美味。
・ソースは冷蔵庫で3日ほどもつので、多めに作って常備菜代わりにしても。
・温かいパスタにしてももちろん美味しい。
・野菜をローストする時に、お好みでにんにくを1片入れても。

 

yuki ogasawara
小笠原由貴(おがさわら ゆき)
恵比寿でパンと料理の教室「la nature(ラ・ナチュール)」を主宰。チーズのある食卓の幸福感、チーズの美味しさ、バリエーション、唯一無二のチーズが生まれる面白さに惹かれ、教室でも折に触れてその魅力を紹介している。C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、J.S.A.認定ワインエキスパート、シュヴァリエ・デュ・タスト・フロマージュ。
https://cookingschool.jp/s/school/lanture

 

mozzarella
FRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)
生クリームと繊維状にカットしたモッツァレラを、フレッシュなモッツァレラの生地で巾着状に包んだイタリア・プーリア州発祥のブッラータ。新鮮さが重要なため流通量が少ないにも関わらず、イタリア好き、チーズ好きの方には愛されてやまない特別なチーズです。ご注文はこちらから。
http://fcd.cheese-stand.com/

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