連日届いた最高に嬉しいお知らせ
2023年10月26日、国内の「第14回オールジャパンナチュラルチーズコンテスト2023」にて、110工房品254品の中から「いちじくブッラータ」がベスト・トライアル賞を受賞!
さらに2023年10月27日にノルウェーで行われたWORLD CHEESE AWARD2023で、世界43カ国、4502商品の中からCHEESE STANDの「東京ブラウンチーズ」にスーパーゴールドを受賞!
ブラウンチーズの本場で
ブラウンチーズ発祥の地ノルウェーで金賞よりも更に美味しいと認められたスーパーゴールドを受賞したことはとても快挙なことです。
かつ、スーパーゴールドだけではなく、BEST JAPANESE CHEESE賞、またBEST NEW CHEESE賞とそれぞれ滅多に取ることのできない賞をいただきました。
いちじくブッラータについて
ブッラータはイタリア・プーリア州を発祥とするチーズ。国内では2012年、CHEESE STANDが魁としてブッラータを作り広めてきました。日本国内ではとても普及しているチーズとなります。
ブッラータは袋形状のもので、悪く言えば安易になにを入れても良い商品です。トマトやバジルと一緒に食べるならトマトやバジルを、果物と食べるなら果物を。
ただ、CHEESE STANDではそれを良しとしていません。食べ物は科学の側面があり、組み合わせによっては酸や塩によってクリームが台無しになったり、目指すべきではない科学変化が起きてしまいます。また、チーズはあくまで製品であり最後の仕上げはお皿の上で仕上げれば良い、と考えています。
僕たちは、乳脂肪であるクリームが香りを吸着するという特徴を活かして、クリームに香りを移しています。
今までにも桜、レモングラスなどオリジナリティのあるブッラータを作ってきました。
今回は、コロナ時に行ったワインとチーズのサブスクリプションで作ったベトナムのチャー風プレートを作る時に牛乳にいちじくの葉で香りを移すことにヒントを得て作りました。
キャラメリゼしたいちじくと一緒に食べるのがやはり美味しいと思います!!
もっとお手軽にという方は、フルーツの柿と合わせてもおすすめ。
※2023年11/15で販売を終了しました。また来年さらに美味しくなったいちじくブッラータをお待ちください!
東京ブラウンチーズについて
その発祥は19世紀後半、ノルウェー北部のGudbrandという谷の村で乳搾りの少女アンネ・ホフさんが考案したと伝えられています。ミルクから分離されるホエイを長時間煮詰めて固形にした食べ物です。もともとはフェイトスト(脂肪のチーズ)という名前だったそう。
大規模農場に嫁いだアンネさんはその生産を拡大。それがGudbrand渓谷の地域経済復興に大きく貢献するとともに都市オスローを拠点にノルウェー中に広がり、今ではノルウェーの国民食と言われるまで人々の生活に浸透している乳製品です。
一部の考古学の文献によると、紀元前650年頃のものと見られる陶器にブラウンチーズと思われる残留物が見つかり、スカンジナビア半島では少なくとも2,500年以上まえからブラウンチーズをつくり食べる文化があったという説もあります。
CHEESE STANDでも東京の酪農家さんから頂く大切なミルクを余すことなくもっとおいしく活かせないか、という思いから2021年に「東京ブラウンチーズ」が誕生しました。
ブラウンチーズの美味しい食べ方
ブラウンチーズ、どうやってたべればいいの?という声をよく聞きます。
CHEESE STANDのブラウンチーズはチョコレートの形状をしており、そのまま切って食べると、キャラメルのような味がします。商品裏面の一括表示に、ホエイ、生乳としか書いていないにも関わらずミネラル分や酸味を感じられるため、1ピースでも複雑な味を体感できます。
軽くオーブン(トースター)で温めて
オーブンで焼くと、ブラウンチーズが少し溶けます。
ほんのり溶けて温かいブラウンチーズは濃厚なソースのようです。ベリーなども加えると果物の酸で引き締まります。
ベリー系のジャムやソースとぜひ一緒にお召し上がりください。
パイナップルとブラウンチーズのホットサンド
ホットプレスサンド器があれば是非とも試して欲しい一皿です!
食パンに、薄くスライスしたパイナップルとブラウンチーズを挟んで焼くだけ。
パイナップルのトロピカルな風味、ブラウンチーズのコクの相性が抜群です。
カレーの隠し味に
実はこのブラウンチーズカレーにもお使いいたでます。
しっかりと濃く、塩味や酸味があるため、チャツネのように隠し味となります。
ぜひお試しください!
いちじくブッラータや東京ブラウンチーズについて他にもおすすめのレシピや活用法がございましたら教えてくださいね。