東京ブッラータの食べ方、冬に合わせたいフルーツ3選

ブッラータはイタリア・プーリア発祥の”幻のチーズ”と呼ばれ、世界中のチーズ愛好者から愛されているフレッシュチーズです。CHEESE STANDが国産のブッラータの製造に初めて成功たのは2012年12月のこと。以来、「東京ブッラータ」として私たちにとっても特別なチーズといえます。

現在は、いろいろな日本のチーズ工房でもブッラータを造りはじめて、だいぶ知られるようになりました。

しかし! まだまだ、どうやって食べるとおいしいかを知っている人は少ないように感じます。オリーブオイルに塩でも十分おいしいですが、今回は、CHEESE STANDの東京ブッラータと冬のフルーツの組み合わせのアイディアをお教えます。ぜひ試してみてくださいね!

ブッラータ

イチゴ×ブルーベリー×ブッラータ

まずはこれからさらにおいしくなるイチゴです。イチゴと東京ブッラータは定番の組み合わせで、SHIBUYA CHEESE STAND(以下、渋谷店)でも毎年仕立てを変えながらお出ししています。じっさいに12月頃から「イチゴのブッラータありますか?」と、お客様からもお問い合わせいただくほどの人気メニューです。

2023年1月に渋谷店のシーズナルフルーツブッラータとして販売されたイチゴブッラータのテーマは、ひと皿で食事もデザートも満足させる「朝食」のようなフルーツブッラータ。前菜らしいハーブやスパイス、塩分は「知っている味の安心感」や「酸味」に置き換えた食べるのもたのしいひと品でした。

今回はそのなかからブルーベリージャムのレシピを紹介。カットしたイチゴと東京ブッラータにかけて食べてみてくださいね。

●ブルーベリージャム(作りやすい分量)
ブルーベリー          100g
グラニュー糖          20g
クローブ            3粒
バルサミコ酢          10g

1.ブルーベリージャムを作る。ブルーベリーを冷凍しタッパーなどの密閉容器に入れる。重量の20%のグラニュー糖を全体にまぶすように入れて蓋をし、軽く振って全体にグラニュー糖を絡ませたら冷蔵庫に入れ、1日おく。

2.2日目、ザルなどでブルーベリーと液体を分けて液体のみをフライパンに入れ、クローブとバルサミコを入れて中火にかける。酸味が丸くなるように香りを確認しながら沸かし1/2程に煮詰めたら火を止めて冷ます。

3.液体が完全に冷めたらクローブを取り出し、ブルーベリーの実と絡ませる。密閉容器に移し冷蔵庫に入れ1日おいておく。

4.3日目、容器内のすべてをフライパンに入れ火にかけ沸かす。ブルーベリーの実を潰さないように混ぜ軽く濃度がついたら火をとめ冷まし完成。密閉容器に入れ冷蔵庫で冷やしておく。

キウイフルーツ×ブッラータ

キウイフルーツは、中国中南部から南西部の原産で温暖な地帯で栽培される果物で、中国では鬼桃、縄梨、藤梨などと呼ばれます。1900年代にニュージーランドで本格的に栽培がはじめられた際に、皮にこわばった毛がある容姿が、同国に生息する鳥「キウイ(kiwi)」に似ていることからキウイフルーツと名づけられたそうです。

じつは日本でも栽培がされていて、6月から7月に開花すると、実は11月頃に熟しはじめます。なぜか日本では、さわやかな酸味からか夏のイメージある果物ですが、ちょうど12月から国産のキウイフルーツは旬を迎えるのです。

渋谷店でも2022年12月にキウイフルーツを使った「国産キウイとサングリアジュレのブッラータ」をお出ししていました。東京ブッラータに、キウイフルーツにカルダモンやクローブ、ローズヒップなどの香りを移したノンアルコールのサングリアをジュレがたっぷりかけたものです。

今回はそのなかから「キウイとセロリのチアシードマリネ」のレシピを紹介します。マリネしたキウイと東京ブッラータにかけ、冷凍キウイをスライサーで削ってかけてもおいしいですよ。

⚫︎キウイとセロリのチアシードマリネ(作りやすい分量)
キウイ              1/2個(50g)
セロリ              25g
キウイピュレ           1/2個
チアシード            2g
水                20g
西洋わさび(レフォール)     適量

1.キウイとセロリマリネをつくる。チアシードを10倍の水であわせ冷蔵庫にいれておく(前日でも良い)。キウイの皮をむき半分にカットし、半分はミキサーで攪拌しピュレにする。

2.もう半分のキウイと、小さめのサイコロ状にカットしたセロリをボールに入れておく。キウイとセロリの重さを計り、同量のキウイピュレと西洋わさび(レフォール)を加えて混ぜたら、もどしておいたチアシードを加えドロっとした濃度になるよう調節する。

紐とひだにしっかり塩をふるのがポイント

東京ブッラータは、オリーブオイルと塩をかけただけでも十分おいしいです。くわえて今回ご紹介したようなひと手間加えたフルーツといっしょに食べてもおいしいですし、逆に手軽にお好きなジャムをかけて食べるのもおすすめです。

その際、ポイントは必ずブッラータに塩を振ることです。塩は、コクやうま味を引き出すだけでなく、他の食材との味わいのつなぎ役にもなってくれます。その際は、東京ブッラータのチャームポイントである、巾着の紐とひだの部分に多めにかけることをお忘れなく。

ブッラータ ひだ

紐とひだの部分は、巾着の胴体の部分に比べて生地が厚いため、胴体と同じ量の塩では、塩味が弱く感じ、うま味やコクを感じにくく物足りなくなってしまいがちです。そこにしっかりと塩を振ることで、東京ブッラータのすべての部分をおいしく食べることがます。ぜひ試してみてください。

また東京ブッラータにも食べごろがあるのは、知っていますか? 「賞味期限2日前・常温2時間」が最適解です。詳しくは下のリンク先の記事で実験していますので、併せて読んでみてください!

ドバッとはダメ?!もう迷わないブッラータの食べごろ

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本記事をご覧いただきありがとうございます。

「東京ブッラータ」が気になった方や「自分の食べ頃を見極めたい」という方は、ぜひ下記の商品リンクからチェックしてみてください!

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