シュバサラダ、東京ブッラータのせ|こだわりレシピ

ロシアの伝統料理「シュバサラダ」は、冬のおもてなし料理のひとつだそうです。別名「毛皮のコートを着たニシン」と呼ばれるシュバサラダは、さいの目に切った野菜などの具材を何層にも積み重ねて作ります。最後に爽やかさと濃厚なクリームが特徴の東京ブッラータをのせて、クリスマスの食卓に相応しい、ゴージャスで贅沢なご馳走に仕上げました。

 

材料(2〜3人分)

東京ブッラータ 1個
A【ニシンの酢漬け 50g、玉ねぎ 1/6個、白胡椒 少々】
B【にんじん 4~5㎝分、白ワインビネガー&レモン汁 各大さじ1、砂糖 小さじ2、塩 少々】
C【じゃがいも 1個、塩 少々】
D【ビーツ(加熱済真空パック)50g、サワークリーム 大さじ1、塩 少々】
E【卵 1個、マスタード 小さじ1/2、塩 少々】
ディル 適宜
ザクロの実 適宜

 

作り方

1. Aを作る。ニシンは1㎝に切って、玉ねぎは粗みじんにして水にさらす。玉ねぎの辛味がなくなったら絞ってニシンと合わせ、白胡椒を加える。

2. Bを作る。粗みじんにしたにんじんを、調味料と共に小鍋に入れる。中弱火で水分がなくなるまで数分煮て、そのまま冷ましておく。

3. Cを作る。じゃがいもは皮付きのまま茹で、熱いうちに皮をむいて潰し、塩で味付ける。

4. Dを作る。ビーツは粗みじんにし、サワークリームと塩で和えておく。

5. Eを作る。卵は固茹でにし、白身は粗みじん、黄身は裏ごししたものをマスタードと塩と一緒に混ぜておく。

6. お皿に10㎝程のセルクルをのせ、A~Dまで順番に重ねて詰め、Eの卵はふんわりとのせる。

7. セルクルを外し、上にブッラータチーズをのせる。周りにディルとザクロの実を散らす。

 

ワンポイントアドバイス

・ニシンの酢漬けが手に入らなければ、スモークサーモンなどで代用して下さい。
・ビーツに加える調味料は、サワークリームの代わりにマヨネーズでもOKです。
・セルクルに詰めた後、冷蔵庫で冷やしておくと詰め物が安定し、外す時に崩れにくくなります。
・セルクルがなければ器に詰めたり、牛乳パックを細長く切った簡易なセルクルでも代用出来ます。
・生のビーツを使う場合は、ホイルに包んで180℃のオーブンで1時間程焼いて下さい。

 

小野孝予
小野孝予(おの たかよ)
食トータルデザイナー。株式会社クオリア取締役社長、料理教室クオリア主宰。航空会社での勤務後、料理学校やフードコーディネーター養成スクールなどで料理、レシピ開発、フードスタイリングを学び、2006年、横浜市青葉区の自宅にサロン形式の料理教室を開設。また、ソムリエ、チーズプロシェッショナルとして、ワインやチーズの講座も開催する傍ら、コラム執筆やレシピ紹介、企業へのレシピ開発も行う。百貨店でのイベント講座や テレビ・ラジオなどの様々なメディアにも出演。
Web www.qualia-cooking.com/
Blog ameblo.jp/qualia-yokohama/
Instagram www.instagram.com/takayo.ono/

 

 

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