“カワイイ文化”でチーズも楽しく | クレイパティシエール&アクセサリーアドバイザー 難波淳子さん

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チーズのこんな可愛らしいチャーム、見たことありますか?チーズはとても絵になる食材ですが、その特性を理解した人が丁寧に作り上げると、そこから放たれる魅力は、不思議と何倍にも増してきます。

2017年10月21日に開催される「チーズ・パン博」(主催:NPO法人 チーズプロフェッショナル協会)でも、チーズのチャーム作りのワークショップが開催されます。ワークショップの講師をされる難波淳子(なんば じゅんこ)さんは、もともとは粘土やシリコンで作られる“フェイクスイーツ”からスタートされたとのこと。

フェイクスイーツのこと、そして、チーズのチャーム作りの魅力などについて、クレイパティシエール&アクセサリーアドバイザーとして活躍されている、難波淳子さんにお話を伺いました。

 

“カワイイ文化”の発展と共に、食を楽しむ

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まず「フェイクスイーツ」とはどんなものなのでしょうか?——

粘土やシリコンで作る食べられないお菓子細工のことです。よく「食品サンプル」と間違えられるのですが、素材や製造方法が異なります。素材によって使用する粘土を変えたり、色を調合したり、リアリティーを追求する中に、想像する楽しさや作りだす喜びを見出すことができます。

最近は、“カワイイ文化”の発展と共に、このフェイクスイーツの人気も高まり、「買って飾るもの」から、「自分で作って楽しむもの」に変わってきました。難しく思う方も多いのですが、意外と簡単にできるものも多く、ワークショップなどにも気軽にご参加いただき、その楽しさに触れていただきたいと思います。

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難波さんがフェイクスイーツを始められたきっかけは何だったのですか?——

ある日、書店でふと手にした一冊の本がきっかけでした。その本を開いた瞬間、少々大げさに言えば“まるで雷に打たれたような衝撃”を受けて(笑) 家に帰るなり、夢中でネットで情報を集め、現在の師匠である氣仙えりかさんがフェイクスイーツのプロを養成する講座を開いていることを知り、その門をたたきました。

フェイクスイーツや「クレイパティシエール」に関する詳しい情報は こちら

主宰・氣仙えりか氏のカルチャースクールの講座はもちろん、各種イベントやワークショップの情報もお伝えしています。

 

チーズが大好きだから、生まれた世界

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スイーツ以外に、チーズをモチーフにして作ってみようと思ったのはなぜですか?——

それは、もちろん大好きだからです!チーズが!!

 

そうですよね(笑) ちなみに、個人的にはどんなチーズがお好きなんですか?——

シャウルス!シャウルスが大好きです。

チーズプロフェッショナルの勉強をしている時に、講座の試食で初めて食べたのですが、その美味しさの虜になりました。許されることなら、丸々一つ、一人で食べたいくらいです。

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photo by Coyau / Wikimedia Commons / CC BY-SA 3.0
シャウルス(Chaource)は、シャンパーニュ地方で作られる白カビタイプのチーズ。生地は少しホロっとした食感で、コクがあり旨みも濃厚。

 

あと、カマンベールも。美味しいバゲットに、レタス、トマト、生ハムと共に、たっぷりのカマンベールをサンドして食べるのが、とても好きです。

白カビタイプ以外にも、パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷり混ぜたチーズリゾット、パンにトロ~リとかけたラクレット、定番のコンテ、ブルーチーズも大好きです。

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チーズプロフェッショナルの資格もお持ちの難波さんですから、チーズチャーム作りは、当然の流れだったんですね。——

好きなものを見ると、「どうやったらこの形がつくれるかな?」と、つい考えてしまいます。それに、とても上手にスイーツを作られる作家は多いのですが、チーズを作る作家はまだ少ないんです。

以前にもチーズプロフェッショナル協会のイベントに参加させていただいたことがあり、その時、色々なチーズ作りに挑戦しました。スイーツは主に女性がターゲットとなりますが、チーズだったら、男性にも持ってもらえるかな?と思ったのも、理由のひとつです。

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左から、ブリー、ウオッシュタイプのマンステール、コンテ、穴あきチーズのエメンタール、刻印が印象的なパルミジャーノ・レッジャーノ。刻印の部分は、爪楊枝の先で一つひとつ、点を書きながら文字が描かれています。

 

 今回の「チーズ・パン博」のワークショップでは、どんなものを作る予定ですか? ——

白カビタイプのブリーにフォークを刺し、まさに食べる瞬間を切り取ったようなチャームを作ります。ブリーチーズの中央の熟成部分もこだわりました。

チーズ・パン博」ということで、サブチャームとして、小さなクロワッサンをつけることに。クロワッサンは完成品をお持ちしますので、その場で付けていただければOKです。

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最後に、今回のワークショップに向けて、抱負をお聞かせください。——

おそらく、お申込みくださる方のほとんどは、「粘土をいじるなんて、小学生の時以来・・・・」とおっしゃるのではないでしょうか。油粘土や紙粘土とは違う、「樹脂粘土」というものを使います。

「私は不器用だから・・・」という方でも心配いりません!ぜひ、子供の頃を思い出して、ご自身の手で粘土をこねる楽しさを体感していただければと思います。ぜひ、一緒に楽しみましょう!!

 
interviewed by 佐野嘉彦(CHEESE Media 編集長)

 

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詳細・参加申込みは こちら

日時 2017年10月21日(土) 14:00~17:00(13:30受付開始)
会場 大崎ブライトコアホール
〒141-0001 東京都品川区北品川5丁目5-15 大崎ブライトコア 3F
JR各線「大崎駅」 新東口より徒歩5分

 

難波淳子さん

百貨店のワイン売場に勤めたことから、2006年にワインエキスパート(現在のソムリエ)を取得し、2008年にはチーズプロフェッショナル資格を取得。2013年、フェイクスイーツと出合い、氣仙えりか氏主宰の「クレイパティシエール養成講座」を受講。翌年、クレイパティシエール資格取得。さらに2015年には、柳淑子講師による「フェイクスイーツアクセサリーアドバイザー」資格を取得。作家としては、「Sweets Planet」として活動中。
https://ameblo.jp/sweetsplanet/

 

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