ほっこりあったか。秋冬のリコッタチーズ活用術|簡単レシピ

ほんのり甘くてミルクの風味豊か。おぼろ豆腐の様なほろほろとした優しい食感も幸福感を運んでくれるフレッシュリコッタ。特にCHEESE STANDのものは私の大好物で、見つけると買わずにはいられない逸品です。

そんなリコッタ、どうしても春~夏に使う事が多いのですが、大好きなチーズを秋~冬にも楽しんで欲しくて、その活用方法をご紹介したいと思います。これからの一段と寒くなる季節、冷えた体にぜひ試していただきたい、あったかレシピです。

 

かぼちゃのポタージュ、リコッタ添え

ほっこりおいしいかぼちゃのポタージュにリコッタチーズを添えて。かぼちゃとリコッタの甘味が一体感を生みます。スープストック等を使わなくても素材の自然な味だけで十分美味です。

<材料(2人分)> 

出来たてリコッタ 40~50g
・かぼちゃ 約200~300g
・玉ねぎ 1/4個
・バター 20g
・水 約200㏄
・牛乳 約200㏄
・塩 少々
・オリーブオイル 少々
・ローズマリー(無くても大丈夫。他のハーブでも)

<作り方>
1.かぼちゃは種と皮を取り5㎜ほどの厚さにスライス。玉ねぎは皮を剥いて薄くスライスしておきます。
2.玉ねぎとバターを手鍋に入れ、玉ねぎがしんなりするまでソテーします。
3.かぼちゃを加え混ぜ、蓋をして柔らかくなるまで弱火で蒸し煮にします。
4.水を加えてひと煮立ちしたら、ミキサーにかけて滑らかにします。牛乳も加えて濃度を調節します。
5. 軽く塩をして味を整えて器に盛り、リコッタチーズをトッピング。好みでオリーブオイルをかけ、ローズマリーを散らして出来上がり。

 

リコッタ入りトルテリーニのスープ

具入りパスタのトルテリーニ。今回はリコッタチーズを中に詰め、コンソメスープに入れました。シンプルですが、体の中からぽかぽか温まるメニューです。パスタ生地を作るのが面倒な場合は、市販の焼売の皮でも代用できます。

<材料(2人分)>

■パスタ生地
・セモリナ粉 25g
・中力粉 25g
・水 25g

■フィリングの材料
・出来たてリコッタ 100g
・イタリアンパセリ等のハーブ(みじん切り) 少々
・塩 少々
・チキンコンソメキューブ 1個
・リコッタサラータ(あれば)

<作り方>
1.セモリナ粉と中力粉と水をボウルに入れてひとつにまとめ、表面が滑らかになるまで捏ねます。
2.ラップに包んで30分以上休ませます。
3.その間にリコッタチーズとイタリアンパセリと塩を合わせて混ぜ、フィリングを作っておきます。
4.打ち粉をした台に休ませた生地を出し、麺棒で約1㎜厚さに四角くのばします。
5.16等分の正方形にカットし(大体5㎝角くらい)、リコッタフィリングを等分にのせます。

6.生地を三角に折ってフィリングを包み、指に巻き付けてトルテリーニの形に成形します。

7.鍋に水とチキンコンソメキューブを入れて溶かし、6のトルテリーニを加えて茹でて出来上がり。CHEESE SATANDのリコッタサラータをおろしてかけるとより美味しくなります。

なお、リコッタを三角に包んだものを油で揚げると簡単サモサの様でおつまみにもぴったり!揚げたてアツアツをぜひお試しください。

 

ワンポイントアドバイス

・かぼちゃのポタージュではなく、他のスープでも。
・レンジでリコッタチーズをほんのり温め、塩とオリーブオイルをかけただけでも美味です。

以上、リコッタチーズを使った秋冬レシピをご紹介しましたが、お豆腐代わりに使えるチーズなので、他にも白和えの和え衣に使ったり、雑炊に入れたり、味噌汁に入れたり…と、日常の和メニューにも取り入れやすくて便利。リコッタチーズでたんぱく質をしっかり摂りつつ、元気に冬を乗り切りましょう!

 

yuki ogasawara
小笠原由貴(おがさわら ゆき)
恵比寿でパンと料理の教室「la nature(ラ・ナチュール)」を主宰。チーズのある食卓の幸福感、チーズの美味しさ、バリエーション、唯一無二のチーズが生まれる面白さに惹かれ、教室でも折に触れてその魅力を紹介している。C.P.A.認定チーズプロフェッショナル、J.S.A.認定ワインエキスパート、シュヴァリエ・デュ・タスト・フロマージュ。
https://cookingschool.jp/s/school/lanture

 

caciocavallo
「リコッタチーズ」はFRESH CHEESE Delivery(オンラインショップ)で
ホットミルクを飲んだ時のような、ほんのり甘い風味と、ほわほわとした食感が魅力のリコッタ。リコッタチーズはオンラインショップでもお求めいただけます。
http://fcd.cheese-stand.com/

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